恋は思い込みから始まることがある。
でもその恋が愛に昇華することもある。
「愛しのアイリーン」は、見ていて消化不良になるほど、ドロドロした愛の話だった。
正直見ていて不快になる内容も多かったし、総額400万円以上をかけて“お嫁に来てもらった”アイリーンと主人公岩男の仲を応援したいの?と自分で疑問に感じてしまった。
でも。
自分が何か辛いことがあった時、すがるように名前を呟いてしまう、その相手こそ自分の好きな相手だし、岩男にとってアイリーンが、アイリーンにとって岩男がその相手だったんだなぁと、最後まで見て思った。
ガツンと来るというか、一度見たら忘れられない映画。