シネマスナイパーF

サーホーのシネマスナイパーFのレビュー・感想・評価

サーホー(2019年製作の映画)
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いろんな意味で王の凱旋!!!!
映画の内容そしてプラバースが帰ってきた!!


確実に2回目の方が面白そうだけど、正直2回目を観るには少し体力が必要
ぶっちゃけどうでもいいシーンも少なくないのに映画自体ら長く、ちゃんとその分情報量も多い
顔と名前が完全に一致した状態で初見を迎えられたら比較的飲み込みやすいと思います
ただ、くれぐれも詳しいネタバレには絶対に触れないでください
この映画のキモです


途中から突然現れなくなるキャラクターがいて、案の定裏で何かやってた
やけに存在感のない悪役が実は悪役じゃなかった
などなど、あまりにガバガバなストーリー運びがご愛嬌
アクションも超すごいかというと正直新鮮味はない
じゃあ何がこの映画特にすごいんですか、と言われてしまうと、別に特化している部分があるわけではないんだよな残念ながら
でもね、流石CG工房インドなだけあってこんだけのボリュームがあるというそれだけで超大作と言える

ターミネーター2、ハリウッド版ゴジラなどの映像が劇中で流れるように、アメリカンなアクション超大作意識は強い
超大型トラックが障害物無視して突っ走るとかモロにT2
クライマックスの空飛ぶ戦闘スーツとかどっかで見たことある
スローモーションアクションは最早鉄板


この映画のキモについて少しだけ
このサーホー、明確な二部構成です
そこが一番面白い
自分は割と展開にびっくりした
これがあるからこそこの長さでも楽しめる
善悪関係なくカッコイイやつこそがヒーローだという力業には恐れ入る
実際カッコいいんだから仕方ない
クライマックス、最早荒野と化してしまっている村で世紀末ビジュアルの敵たち相手に無双するプラバース…バーフバリのセルフオマージュ的な戦いっぷりも相まってカッコよすぎる


こってりラーメン
お腹を180%満たしてくる
胸焼けがすごい