冷たい皮膚の両生類。
夜になるとその謎の両生類が群れをなして孤島の岬に立つ灯台めがけて海からウジャウジャと上がって来るという画が魅力的です。
灯台には二人の男と一匹の雌の両生類。彼等と両生類達のせめぎ合いが描かれます。
単なる両者のバトルだけを描いている訳ではないのでストーリーとしては色々な解釈を許すものとなっています。
細かいことには目をつぶると孤独な男が自分のテリトリーを守る話しなのかなと思います。
オタッキーな香りがしてきますが、美しい海岸線や先のウジャウジャ両生類など画に観るべきものがあって、ポスターの"にしおかすみこ"が、「ア"Aaahhaa〜〜」
ってやってるような両生類の半顔から連想されるようなB級感はあまり感じられませんでした。