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小さな声で囁いてのmingoのレビュー・感想・評価

小さな声で囁いて(2018年製作の映画)
3.9
絶大なる信頼を置く飯田芳が主演はってるだけで良いに決まってるのだが、大場みなみの可憐さの中のその辺にいる可愛い子の適当な中身感と山崎くんのきもいんだけど癖になる愛くるしさが意外にも噛み合ってて良かった。12期3本見たけどぶっちぎって1番良い。簡単に言うと現代アートが好きな人にこそハマってほしい。ひとが生きていることに結局は理由なんてなくて人生すべて試したもんがち。忍たまも似たようなこと言ってた?経験ないより経験あった方が良い派なもんで、チャレンジ魂を大いにかいたい。想像だが夜飲みの席であれやってみない?て演出相談したりして作る楽しみが垣間見えた(いや大変なんだろうけども)
熱海という日本人が愛すべき最高のロケーションに風景や周りの関係性×彼と彼女が紡ぐへんてこな恋愛が己の人生にどう結びつくか、のような映画とでも言うのだろうか。賛否激しそうだけど、私はファンになってしまったよ、10期の太田の「ブンデスリーガ」とも似たような雰囲気を持ちつつ、どちらもワンシチュエーションならぬワンロケーションものらしく、限定的な試みが卒制に相応しく今後の彼の映画が楽しみである。ラストは別離を意味するのだろうが哀しくて引きずりかけた、、
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