ジョンスは幼なじみのヘミと偶然再会する。急速に距離を縮めた2人だったが、ヘミはジョンスに飼い猫の給餌を頼みアフリカ旅行へ旅立ってしまう。
帰国したヘミは、アフリカで出会ったベンという謎めいた男と一緒だった。
村上春樹原作の短編を映画化したとのこと。
村上春樹特有の勿体ぶったしちめんどくさい台詞回しに加えて展開がめっちゃくちゃスローで、寝落ちしないでいることが非常に難しかった。
イ・チャンドンの世界観は大好きであるが、
村上春樹の女の描き方がやはり好きでない。
無邪気に見えて時に大胆で、男を惑わす女。
ふと悦に入ったように抽象的なことを長々と語り出すかと思いきや、突然脱ぎ始めたりする。
こんな女いるか。クソか。
とは言え、イ・チャンドンだから画はとても美しいし、ジョンスの演技も素晴らしい。
そしてウォーキング・デッドのグレン(ベン役)が韓国語喋ってるのもなんか新鮮でカッコいい。
村上春樹原作と知らなければもう少し楽しめたかもしれない。