ドラァグレースのジャッジでトドリック知ってたつもりやったけど、ただいつもニコニコしてるゲイのダンサーやと思ってた。
アメリカンアイドルあがりのユーチューバーで歌手でダンサーで色々やってたのね！！！！
しかもあんなに人気とは！！！
アメリカのyoutube界隈全くわからん...

アドレデラノも言ってたけどアメリカンアイドルではゲイとか宣言しないでって番組側に言われるらしいなぁ今はどうか分からんけど。Xファクターとかアメアイ大好きでよく観てたけど、ありのままの自分で勝負！みたいなコンセプトの割にはやっぱ世間受けとか色々考えて捻じ曲げられてたんかなーと軽くショック

2週間で16本のPV撮るとか無茶苦茶過ぎて笑った。それでもやってみせるの凄まじいなーーーーー芸能人って華やかなイメージやけど、裏側ではとんでもなくハードなことしてるのねって当たり前なこと思った

私も常に疎外感感じて生きてきたから、この映画無かったら私もっと暗かったやろうなぁ、とかこのドラマ無ければ、、！みたいなものがいくつかあるんやけど、今の10代の子達にはその人生のバイブル的存在にユーチューバーも加わって選択肢が無数に広がってるねんなぁってちょっと羨ましくなった。

クラブとかコンサート会場、特にLGBT関連の場所での発砲事件が多発してる中、ツアーキャンセルすることなく、事件の翌日でも現場近くでコンサートに出る勇気...！

最近就活で男女差別ひしひしと感じてて、女性を下にみたり、そもそも性別で優劣をつける人が本当に理解できないんだけど、そんなの毎日差別に苦しんでる人と比べたら本当にちっぽけなことで。
信仰心強いキリスト教一家に生まれたゲイの黒人として生きていくの、私なんか想像出来ないくらい大変なんだろうなぁ

考えすぎて疲れたのでここで終わりにします

本映画では2017年のアルバム”Straight Outta OZ”(ネーミング良き！)をひっさげたライブの裏側を中心に描く。
私自身、トドリックの割と最近の曲(Nails,Hair,Hips,Heelsとか)は聴いてて、ゲイカルチャーにおいてアイコニックなイメージはあったけど、Straight Outta OZのようにトドリック自身のルーツやメッセージを前面に押し出した作品があるのを知らなかった。
ファンの中には「トドリックがいたから犯罪に手を染めなかった」とか「自殺しないで済んだ」という人もいて、特にマイノリティや弱者への絶大な影響を感じさせる。
音楽の力、偉大なり。

また、オーランド銃乱射事件にも触れており、この事件がLGBTQの人権問題に大きな影を落としたことも再認識される。
やはりゲイ界隈には友達や恋人を失った人も多く、胸が痛む。

ドキュメンタリーとしては、特に映し方に何らの工夫も感じられないので、トドリックに興味がない人にはあまり面白味はないかも。
個人的には一時期ずっと観てたル・ポールのドラァグレース出演者も出てたのでちょっと嬉しかった。

トドリックのお母さんがチャーミング。
人の偉業って家族の愛あってこそだなぁ。

• #ゲイカルチャー

RPDRで知って彼のスゴさを知らんままで観てたけど本当に芸術の星の下生まれてきたスターなんだな…
ファッション音楽ダンス全部自分でプロデュースしてるのもだけどその早さもLGBTのアイコン責任感も凄まじい。
ボブとかキムチー、ラガンジャとウィラムが出てるので目を凝らしてみるべし。