TakashiM

ブラック・クランズマンのTakashiMのレビュー・感想・評価

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)
4.0
1970年代といえば、まだまだ最近のイメージ。
そんな時代に、こんなことがあったなんてね。

アメリカの人種差別問題をテーマにした映画はいくつか観てきたが、本作の時代はその中でも比較的新しいかな。
黒人の権利が浸透しつつあるなか、差別主義集団のKKKに潜入捜査するというお話。


序盤から潜入操作が開始され、いつバレるのかとか終始ドキドキさせてくれるので心臓に悪い。

狂信的に頭のイカれた、疑い深いフェリックス。怖っ。
その妻もまたイかれちゃってる。

この極悪夫妻の存在は、少々コミカルでもあるけど、狂気的な表情も見せるので、笑いながら簡単に人を殺しそうな不気味さを提供してくれる。
なので、この二人だけがホラー映画要素。


準主役で登場の、アダム・ドライバー。たまらん!好き!
SW好きとしては・・
といろいろ言いたいところだが、そんなことを考えたのは最初だけ。
ちょっとすっとぼけているような、それでいて機転の効く切れ者な一面を持つ潜入刑事役を、見事に演じてくれた。
フォースの面影はどこにもない笑


最後のシーンで、実際の映像がフェードインしてくる。
ええ??と、、、
あとでググって、実話をもとにしていたことを知りました。すご。


スパイク・リー監督、マルコムX以来でした。
おもしろかったです!また何か彼の作品を観ようっと。
TakashiM

TakashiM