ねまる

ブラック・クランズマンのねまるのレビュー・感想・評価

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)
3.9
ジョン・デヴィッド・ワシントン
なんとまぁ魅力的な俳優さんだこと。
TENETのプロタゴニストが基本無表情な堅物くんなのに、あんなにも魅力的なのは彼のひとつひとつの表情が非常に魅力的だからなのだろうと、
この作品を観て改めて思う。

ポスターの印象よりも、
ずっとPOPで、ずっと真面目な作品。
白人至上主義者に、白人・黒人コンビが1人の人間として潜入する話。

スパイク・リーだけあって、
歴史、事実は時間を取ってきちんと語りつつも、ただ凄惨な事実のみを述べるのではなく、エンタメに昇華する展開と映像と音楽。

もう1人の主人公、アダム・ドライバーは支えるポジションで安定感があるし、
白人至上主義軍団地方支部長のライアン・エッゴールドがめちゃくちゃ素敵で、
過激な組員のポール・ウォルター・ハウザーとか上手い人が多数。

BLACK POWER
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