unknown

誰もがそれを知っているのunknownのネタバレレビュー・内容・結末

誰もがそれを知っている(2018年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

序盤で、妹の結婚式に出る為スペインの村に里帰りしてきたラウラ(ペネロペ)が、街で昔の恋人パコ(ハビエル)とその妻(二人に子どもはいない)にバッタリ出くわし、妻が場を外したあとに「パコは昔教会の屋根によく登ってたから、コウノトリが寄りつかなかったのよ」とパコのいる場で自分の娘に笑いながら話して聞かせるデリカシーの無さっぷりにドン引きして以降、最後までラウラの言動について穿った見方しか出来なかったな。妻がいなくなったところでわざわざそういうこと言う?性格悪すぎない?

結末を知ってから、改めて、パコに対してこんな発言よくできたなお前!ってなりました。パコの金も恩も絶対返さないだろな、っていう感じが濃厚😅

一番かわいそうなのは何の落ち度もないのに誘拐された娘ちゃんだった。行きの車中では元気いっぱい&幸せと楽しさに満ち溢れた笑顔全開だったのに、帰りの車は魂の抜けた屍状態で、メンタルに与えられた影響は余りにも大きそう。

改めて、退職警官の推理の的確さと、身内で誰が結婚式に出席していなかったか(ラウラの夫以外で)を調べれば自ずと犯人にたどり着いたのでは?という疑問が。あと、皆が知ってる事件のキーとなる噂が何故パコとパコの妻の耳に入ってなかったのか?そんな口が軽い人多数の村で何故ラウラの娘が誘拐されたというビッグニュースが広まらなかったの?

犯人として真っ先に疑われるのが、更生施設の若者と季節労働者という立場の弱い人々っていうのが悲しすぎた。それからラウラの父は本当にクズな😡
unknown

unknown