ホイットモア大統領

チャウ・シンチーの熱血弁護士のホイットモア大統領のレビュー・感想・評価

3.5
カンフー大統領「I'm back!」

口の立つ夫と腕の立つ妻が、夫殺しの濡れ衣を着せられた身重の女性の弁護を引き受ける、という至ってまじめな?ストーリー。
元々12人(!)の子供を亡くし引退していたシンチーが、女性の境遇を哀れみ人肌脱ぐ展開だけど、そこはショウブラ作品、悲しいとか重いとか1ミリも無い笑

むしろジョニー・トー監督作品なのに、💩、おっぱい、放屁、キ◯ガイとやりたい放題。
恐るべし、ショウブラの力。

シンチーのスタイルは決定的な証拠を突きつけ勝訴!というより、マシンガン・トークで相手にボロを出させる戦法。
意外にも最終対決はちゃんと裁判映画になってたし、悪役が法を逆手に取り、あの手この手で追い詰めてくるのは面白かった!

シンチーは残念ながらNoアクション、代わりに妻役で俺も大好きアニタ・ムイがアクションしまくり。しかもほとんどふざけないから、これはこれで貴重。

そして、本作が彼との初の出会いでした。
君の名はン・マンタ。
そこにウォン・ヤッフェイで、フィリップ・ラショー映画のような3人組となって活躍するのはまた別の話…