監督 :
マーク・プライス
脚本 :
マーク・プライス
撮影 :
マーク・プライス
編集 :
マーク・プライス
出演者 :
アラスター・カートン
デイジー・アイトケンス
リアンヌ・ペイメン
その他ボランティアの人達
⚠人格否定やヒエラルキー批判、映画マウントをするつもりは一切ありません。
この度レビューに書くため2回目の鑑賞となる。
14年前になるだろう…
前回は不意にも泣いてしまった事もあり…あの時は心のコンディションが悪かったのだろうと今までそう思っていた…
そしてこの度再鑑賞…
レビュー記入の再鑑賞は楽しく見るためでなく作品を分析するために観る事にしている…初見のインパクトは無いし+分析しながら観ているため第三者の目線で観る感覚のため感情は乗らない…
だが泣いてしまった…
何故泣いてしまったか…
原因が分かった…
……………
物語は、
主人公コリン(アラスター・カートン)がゾンビになって街を彷徨う…
構成は、
主人公ゾンビ化←
↓
おぞましい現実 ↑
↓
家族に合う ↑
↓
おぞましい現実 ↑
↓
真実 ↑
↓
→ → →
メメント方式ですね!
※メメント(2001年)
監督 : クリストファー・ノーラン
演出、構成、脚本、BGM、
※ただ私的なことですがBGMで「ヴーン」という音…室外機のような音…不安を掻き立てるBGM…以前、鬱病手前まで追い詰められた経験があり「ヴーン」という重低音が微かでも神経を逆撫でし発狂しそうになった経験があるため「ずー」と流れるのはチョット今でも苦痛…
ライティング、SE、は良く一人でやったと思う出来に仕上がってます。伏線回収もあります。
※これに関しては現地で発している生の音と光源を使っているため撮影は難しいものとなったのでは…よく考えられてます。
おっさんは何故かロードムービーに心惹かれるのですよ。
歩きでもOK!
自転車でもOK!
バイクでもOK!
自動車でもOK!
ワゴンならさらにgood!
【映画】
「パーフェクトワールド」
「レインマン」
「テルマ&ルイーズ」
「リトル・ミス・サンシャイン」
「悪魔のいけにえ」
「スタンド・バイ・ミー」
「少年メリケンサック」
「風花」
「ぼくとママの黄色い自転車」
「幸福の黄色いハンカチ」
「ケルベロス-地獄の番犬」
「さよならくちびる」
「コリン love of the dead」
【漫画】
「BLUE GIANT SUPREME」
「葬送のフリーレン」
「北北西に雲と往け」
などなど…
この年まで生きると嫌っていうほど人が嫌いになる…それはサービス業をしてから加速することになる…心のある人と、心のない人の比率が徐々に分かって行くに連れ社会の仕組みから世界の仕組みまで見たくないものまで見えてきてしまう…心が漆黒の闇に染まる…
人を傷つけ人に傷つけられ
人を騙し人に騙され
人を愛し人に愛され
その経験が多いからこそラストに涙するのかも知れません…
子供通しの愛
青春の純愛
汚れが泣いため泣いてしまいます…
大人の愛は少なからずとも汚れがあるため涙にブレーキがかかってしまいます…
何が言いたいかお分かりですよね…
今回の主人公はて事ですよ…
どんな状態かっていう事ですよ…
画面がブレる
画面が暗い
内容が薄い
説明が少ない
目的が分からない
意味がない演出
とまぁ色々なレビューを拝見しますが、まぁあと何十年後に再鑑賞の機会があったら観てください言わんとしている答えは映像の中に間違いなくある!
疑問は解消されます。
監督の余白の部分というか、含みと言うか、行間というか、それを感じ取ってください。
マーク・プライス監督はそういった意味を含ませての作品に仕上げていると思われるのだが真相はわかりません…
私はそう思いたい。
コリンは大人たちに汚された街を歩く…
コリンは大人たちに汚された社会を歩く…
一心不乱にある場所を目指す…
それは意識がなくても…
死んでいようとも…
真実を求め歩く…
たどり着いた場所には…
掛け替えのない真実の愛があった…
愛は人を動かす…
①鑑賞年齢30代
②心に余裕鑑賞なし
③思い出補正なし
④記憶明確