コリン LOVE OF THE DEADの作品情報・感想・評価

「コリン LOVE OF THE DEAD」に投稿された感想・評価

hisauk

hisaukの感想・評価

3.5
イギリスゾンビ映画

世界中で死者が人を襲い始め、ロンドンもパニックに。
主人公コリンもゾンビと化してしまう。
意識が遠のいていくコリン。
しかしある場所へ行かなければならないという衝動に駆られはじめた…。

ゾンビになったコリンの意識が薄れていく様が悲しかった。

製作費45ポンドという低予算。

当時一緒に観に行った友人は寝てた…。

私は面白かった!
当時、新作ホラーコーナーにあったのをレンタルして視聴。
画づくりはなんともいいがたいが、ストーリーは好きなタイプ。
見終わったあと、けっこう満足して面白かったです。
後々知ると、物凄い低予算で作られてたとか。

お金かかってても90分無駄にしたな~と思うゾンビ映画は腐るほどありますが、この作品はいきさつは別にして、けっこう良かったです。

見づらさはありますが、私はおすすめできると思います。
超低予算(75ドル!)で製作された話題のゾンビ映画。画面アスペクト比4:3!

あばばあばばあばば歩くソンビ人間と化した男が街中を白痴の様に彷徨うのですが、察するに男には人間だった頃の記憶が微かに残っていて、とある場所に向かっているのです。ラストは超せつねー。せつなすよ。ロードムービー・オブ・ザ・デッド。

このレビューはネタバレを含みます


・低予算ゾンビ映画
・ゾンビ視点

・冒頭、なり続けるブザー
・イヤフォンを耳につけるゾンビ
・標識の矢印に反応する
・家の中の惨劇
・鏡、ゾンビになった弟を見つめる姉
・抱擁する家族を見つめるゾンビ
・新聞紙をガラスに貼る
・ゾンビになった仲間を殺す集団
・ラスト、恋人との回想

2021/01/30
shalanla

shalanlaの感想・評価

2.0
低予算でよくぞここまで作られたなぁ、と
そこは感心するけど
面白いか?と問われるとまた別。


知人が作ったのなら
「おまえすごいな!よくやったよ!!」と絶賛するけど
人に薦めるか?と問われるとまた別。



つまりは、そういう映画。
sho

shoの感想・評価

3.5
ゾンビが主人公というPOV形式の作品。低予算のためか、動きのあるシーンの手ぶれが凄くて何をやってるのか分からず、画面酔い必至。

しかなしながら、ロメロゾンビへのリスペクト・ゾンビものとして抑えるべきポイントは抑えている。世界の終末感や哀愁をゾンビの視点からしっかりと描いていて良かった。
勝沼悠

勝沼悠の感想・評価

2.0
 わずか45ポンド(6000円)でつくられたと言う話題の自主制作ゾンビ映画。

 冒頭主人公がいきなりゾンビになり、ゾンビ目線でストーリーの大半が進行していく。どこか人間の記憶を残しているからこそのラストを考えると、この監督は一番ロメロ御大に近いゾンビ観を持ってるのかなと思う。
 ただ、散々色んな人のレビューで書かれているが途中が全くつまらないのだ。多分この監督は撮った映像を全然カットせずに映画をつくったんじゃないだろうか。完全に中だるみ。この映画を見ると普通に映画を撮るって難しいことなんだなと実感する。

 予算6000円はfacebookなどのネットをうまく使い、巧みにボランティアを募ったかららしい。どちらかというとそっちの方が興味があるし、DVDにする時にこの映画の制作ドキュメンタリとかつけたらすごく面白そうなのにもったいない。
落伍者

落伍者の感想・評価

2.5
夕暮れの撮影。既に人間ではなく、かといって完全にゾンビにもなれない、依る辺無い者の止まり木としての終末。
超低予算ゾンビ映画
予算の無さを1人のゾンビ主体で進行させるという構成の新鮮味でカバーしている。

演出も凝っていて、主人公の感情表現がしにくい分、演出でそれを補って伝えるシーンが多くて、見てて中々引き込まれる。
ベラベラ喋る映画が嫌いなので、こういう低予算ならではの工夫が光る作品は大好き。

欠点としては動きのシーンのカメラワークが本当に酷い、画質の粗さも相まって誰が誰に何をしてるのかすら分からないレベル。せっかく低予算なりの工夫を凝らしてるんだから、カメラワークも雑にするんじゃなくて、ヒキの画を入れたりして工夫点をじっくり見せて欲しかった。
その日、世界が終わり、僕はゾンビになった…。

東京が死んで、僕が生まれた…。(元ネタはやったことないから分からんwそもそも舞台はイギリスやぞ。w)



例によって例の如くゾンビパニックが発生し、大混乱に陥った世界。
ロンドンに住む青年コリンもゾンビに噛まれ、苦しみの果てにゾンビ化してしまう。

ゾンビとして第二の人生を歩むことになったコリンは生前の記憶を頼りにある場所に向けて歩き出した。
町でゾンビとして成長しながらも、コリンは歩を進める。
旅の果てに、彼の行きつく場所は…。



ゾンビ化した青年が生前の記憶を頼りにある場所へ向かう様を描いた、異色のゾンビ・ロードムービー。

今作、製作費たった45ポンド(約6000円)という超絶低予算!!!安ッ!!!!w
TWA配給作品で3万円や20万円ぽっちのZ級映画が送り出されたりするが、それらと比べても頭一つ抜き出た低予算っぷり。w
(何でも大作映画で特殊効果を担当してる人やその筋の知り合いに参加してもらってこの低予算が実現したとの事。)

しかしそんな超低予算ながら、あちこちで各国の映画祭で高く評価されたらしい。
監督の新作がレンタル開始されたのでまた観てみた。(実は2度目の鑑賞。)


で改めて見返してると、これまたよう出来てるんだよね。
少なくともそこら辺のZ級ゾンビ映画に比べると何倍も良くできてます。w

確かに今作、画面は滅茶苦茶安っぽいし、カメラの関係で観ずらいシーンも多く、展開も地味な場面が目立つし間延びしてる箇所も多し。
しかし、お話の展開は面白いし「ゾンビ視点で見るゾンビホラーの世界」も面白くできていたので、結構楽しんで見れた。

後改めて見るとしょぼいながらゾンビの群衆相手にすったもんだする場面は頑張ってるし、血生臭い作中の雰囲気も良い。
ビデオ撮りの荒い画質も、不気味さを引き立てるのに一役買ってる。

グロメイクや血みどろシーンもちゃんとしてて、血糊で誤魔化してる感もあるが、ゴア描写の出来も低予算ながら良くできてると思う。
(カメラワークで誤魔化してるとは言え、内臓を引きずり出すシーンが出た時は「おお!」と歓喜した。w)

お話は「ゾンビ化した主人公でゾンビ映画世界をゾンビ視点で描く」的な感じのロードムービー。

映像的には地味な場面が多いが、主人公がゾンビ化して初めてゾンビとして人間を食ったり、ゾンビがなだれ込んでパニックになってる群衆に参加したり、主人公の親族がゾンビ化した主人公をすったもんだしたりと、ゾンビ映画で良く見たイベントのオンパレード。
これらをゾンビ視点で描いおり、ゾンビ視点で見せてゆくゾンビホラーのは斬新で、結構見入ります。

ゾンビ一人の目線で見ると、彼らを狩ろうとする人間が恐ろしい存在に思えてくる不思議。
集団戦なら兎も角、ゾンビ一人だと足遅いし身を守る術も少ないから、逆に複数人に襲われたらひとたまりもないワケで…。
「ゾンビになって家族が別人になる」「ゾンビ狩りの連中が噛まれた仲間を処分」といったお約束なシーンも上手く捻ってあって、前者は何とも切ない気分になったし、後者はゾンビ以上に人間が怖く感じられた。
そして最後にたどり着くクライマックスは、実に切ない。

そんなこんなで、一人のゾンビを中心に描きながら、別の視点でゾンビ映画世界を見ることもでき、なおかつゾンビの心理描写もしっかりしてるんだから、正にアイディアの勝利。
低予算ながら高く評価されたのも頷けます。


ただ、そこは低予算の悲しさか、登場人物の一部の行動に頭を傾げるような人がいたり「何でそんな行動したんだ!?」と突っ込みたくなるような行動をするキャラがいたりするのは残念。
(特に主人公とその恋人、あそこで部屋の中のゾンビにちょっかい出さなければこんなことにならなかったんじゃ…。)
中盤の暗いシーンは暗すぎて何してるか分からんかったし、カメラワークも低予算を誤魔化すためか、ブレまくりで観ずらい!!!
後、エンディングテーマノリノリで妙に明るい!!合わねぇ!w
(でも曲自体は良かったです。w)


とは言え、低予算ながらアイディアを凝らし、雰囲気作りもしっかり作りこまれた、異色のゾンビ映画として中々楽しめました。
低予算故万人にはオススメできんだろうが、ゾンビ映画としては十分得るものがあるだろうね。w
まぁ、超低予算映画には違いないので、あんま期待せずに見てくださいな。w


因みに今作を得て、今作の監督には新作のオファーが殺到したそうな。
さて、最近になって監督の新作がリリースされたのだが、どんな出来になってるのか。
(しかし、新作は今作から10年近く経ってしまってるが、何かトラブルでもあったんだろうか。)
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