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アラジンのしおえもんGoGoのレビュー・感想・評価

アラジン(2019年製作の映画)
4.0
アニメ版を見事に現代にアップデートしている。

映像技術によってアニメ以上に豪華絢爛になったダンスシーンは圧巻で、大画面で見たら迫力があっただろうなあ。

ジニーがあまりにも「青いウィル・スミス」そのまんま過ぎて最初笑ってしまったのだけれど、終わってみたらこれがめちゃくちゃハマっていて、彼が主役と言ってもいい。
アニメ版のハイテンション、ハイテンポなセリフや動きをここまで再現できる人はそうそう居ないだろう。
また新曲スピーチレスも、曲調やテーマが現代的で、ジャスミンの人物造形のアップデートとともにこの時代のアラジンらしさを象徴する一曲になっていると思う。

強いて不満点を挙げるとしたら、
ジャファーがイケメン過ぎというか精悍すぎ。もっと見るからに悪そうな陰険面を持ってきた方が良かった。

魔法の絨毯で飛ぶシーンは迫力ある映像優先になったのかもしれないけど、もっと世界中を見る感じの方が良かった。スフィンクスの鼻を削ってしまうシーンが好きだったので。
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