昨年ロシアで行われたサッカー世界一の国を決める大会W杯にて優勝したフランス。そのフランス代表にて81試合出場27得点を記録しているストライカー｢カリム・ベンゼマ｣。しかしベンゼマは昨年ロシアW杯を優勝した時にピッチには居なかった……。何故ベンゼマはフランス代表から姿を消したのか、フランスが生んだ現代最高クラスのストライカーの苦悩を描いた作品。

レアル・マドリードというスペインのサッカークラブがある。サッカー界では最高のクラブの1つである。そのレアルにて欧州最強を決めるCLで3連覇を達成した中でクリスティアーノ・ロナウドの横に居た選手こそがベンゼマだ。メガクラブのレアルに約10年間在籍し、得点やアシストという結果を出しながらフランス代表には呼ばれない理由がある。｢スキャンダル｣だ。しかも真実か分からないスキャンダルである。

現代最高クラスのストライカーがたった一つの問題で代表から追放される。何が真実なのか。本人の口から語られる真相とは。

人種問題が出てくるわけね。例えばドイツ代表のエジルやケディラ、神戸のポルディもそう。「政治とサッカーは別」と言われるが、国歌を歌わないことを問題視することに矛盾を感じる。確かに彼らは国を背負って戦うが、あくまで国の代表であって、宗主国の思想・信条に従うのは違う気がする。ベンゼマ問題はこれだけじゃないけど、鎖国的思想の島国出身者には分からん。

アンリ、ジダン、ヴァランええやつすぎやろ