《めんどくさいな。１年生》
〝そんなこと言わないの。新入生担当でしょ？〟〝だから頑張っているよ。だけどさ、ナイーブっていうか、神経質っていうか。なんか嫌な予感しかしない。１年生を何とかしなくちゃね〟
３年生の吉川優子が部長となり、新体制での活動がスタート。前年全国大会に出場したっていうこともあって、入部を希望する1年生は多いけど、一癖も二癖もありそうな子たちがばかりで前途多難って感じ。新入生担当になった黄前久美子が、めんどくさがるのもよく分かるね。
特に、久美子と同じユーフォニアムの久石奏、周りと距離をとろうとする鈴木美鈴の二人が本音で話してくれないので大変そう。名字で呼ばれることを嫌う月永求は家族間でのトラブルを抱えていそうだし…。龍聖の吹奏楽部顧問の月永源一郎先生と苗字が一緒だから何か関係がありそうだけど…。
テレビアニメ版の第1期と第2期の2クールで〝1年生編〟を描いていたのに〝２年生編〟はテレビアニメ版はなく劇場版のみ。そのためかなり駆け足で描かれているね。本作でも〝リズと青い鳥〟を演奏しているので、スピンオフのあの二人がどのように関わってくるか楽しみにしていたけど、一言もしゃべるシーンがないのは残念。ただ、あのときに覚醒した演奏が本番でも見られたので大満足。
エンドロール後に来年度のことを久美子が話すので見逃さないでね。だから新入生担当や黄前相談所を任されていたんだね。4月からスタートするテレビアニメ版第3期〝3年生編〟が楽しみだね。
視聴メモ：2024.01.08/004/NHKプラス：Eテレ240103放送
