実験施設から命からがら逃げ出した少女は、片田舎の老夫婦の元で力を隠しながら平穏な毎日を送っていた。
しかし、家計を助けるために新人発掘のオーディション番組に出演した結果、施設の人間に見つかってしまう。
かつての記憶を失っていた少女は、周りでちらつきはじめた組織の影に戸惑い始める。
そして組織内の思惑も交差し、少女に魔の手が伸びたとき、彼女はついに秘められた力を【覚醒】するーーー!!!
…みたいなお話です。正直、組織に見つかるきっかけがオーディションってどうなんだとか、敵側の行動も意味がわからないことが多く、特に組織内の対立が今作に限ってはイマイチ有効に活きてない気もしました。またこれまでの伏線をひっくり返すどんでん返しでストーリーの雑さを作戦ということにするのも個人的にはどうなんだそれはと思わないこともないですが…
好きか嫌いかと言われたら【超好き】でした。
秘められた能力とか、人体改造の末の超パワーとか未だに大好物なのでそれだけでアガるし、やたら雰囲気のある敵能力者とかも厨二的でメッチャ好きやねん。
リアリティはあまりなし。アクション含めて完全に青年漫画的なテイストなので好きな人は好きなのではと思いました。個人的には皆川亮二のARMSぽいなって少し思いました。
続編ありとのことなので、ちょっと期待。