回想シーンでご飯3杯いける

飛べない鳥と優しいキツネの回想シーンでご飯3杯いけるのレビュー・感想・評価

飛べない鳥と優しいキツネ(2018年製作の映画)
3.4
「哭声 コクソン」で子役として出演していたキム・ファンヒが主演。学校で友達が出来ず、その代わりにネットゲームの世界で人とのつながりを見つけ出す中学生を演じている。

有名な俳優が出ていないし、エンタメ色が濃いわけでは無いので、韓国映画と言うよりは、台湾や日本の映画を観ている感触に近い。

ネットゲームの世界とそこからリアルに連なる世界の表現が独特だ。主人公がゲームの他に熱中しているのが、小説を書く事と言う設定なので、ビジュアルだけではない文学的な雰囲気が、他の映画にはない個性を作り出している。