エルトン・ジョンが好き。
大好きな曲がたっぷり聴けた。
今まで歌詞を知らずに聴いてたけど、こんなに素敵な歌詞だったなんて!
これからはちゃんと詞も読み直そう。
そして言葉の意味を知り、その言葉たちに込められた思いを知ろう。
冒頭、いきなり出てきた自らの告白に驚く。
アルコール依存症
セックス依存症
買い物依存症
コカイン中毒
かんしゃく持ち
同性愛者
ちょっと変わってる人だろうなぁとは思ってたけど、私は元来ちょっと変わってる人が好きなので気にならない。
それよりも、父親からの愛を充分に受けずに育った少年期が痛々しい。
母親は彼に冷たく言い放つ。
「お前は独りぼっちの人生を選んだ」
「一生愛されることはない」
誰もが好きで孤独を選んだわけではない。
選ばざるを得ない状況に陥っただけだ。
スーパースターにつきまとう光と影。
心の闇と苦悩の日々。
ただ愛する人に愛されたいだけ。
しかし、その簡単なことさえ報われない。
今までずっと、エルトン・ジョンの曲にはどこか暗い影が見えるような気がしていた。
それはこういうことだったのかと、やっとわかった気がする。
ねぇ、誰か
「ハグしてくれる?」