奴隷として共に育った信と漂は木の枝で剣術を磨き、いつの日か大将軍になることを夢見る。やがて、成長した漂は秦王政の替え玉として王宮に迎えられるが、王の弟の反乱に巻き込まれ、命を落とす。その、漂の最後を看取った信は復讐を誓い、山の民の力を借りながら政、貂とともに王宮へ戻る。
原作未読の自分にとってもわかりやすいストーリーで、まだ秦国内の話ながらスケールも十分で楽しめた。今後、中華全体へと進んでいくと思うとわくわくする。
俳優も豪華で、原作とのシンクロ率はわからないが、それぞれが良さを出していた。個人的には王騎役の大沢たかおが一番貫禄があって良かった。信に関しては常にうるさいのが若干気になる。
るろうに剣心もすごかったが、今作のアクションも邦画としてはかなりレベルが高く、まさに超大作。ワイヤーアクションはなくても、十分楽しめると思うけど、この手の映画は絶対必要なのかも。そして、最後はやっぱりワンオク。
