実話ベース。
19世紀ロシア最後の皇帝ニコライ2世とバレリーナマチルダとの禁断の恋とスキャンダル。
皇太子時代、婚約者アリックスがいながら、バレリーナのマチルダと惹かれあい愛し合うことに。
マチルダを慕うヴォロンツォフ大尉がニコライを襲撃したり、他のバレリーナから嫉妬の目で見られたり、宮廷では許されない身分違いの禁断の恋。。
マチルダ役のミハリナ・オルシャンスカヤが断トツに美しい。肉感的でもメリハリのある肢体、憂いを帯びた瞳。
バレエシーンは短いが、マリインスキー劇場、ボリショイ劇場のロケは豪華絢爛。衣装も古式ゆかしいチュチュ。
この時代のバレリーナの地位はどれぐらいだったんだろうか。
マチルダのバレエシーンはペルミバレエ団のダンサーがダブルボディ。
ニコライ2世の戴冠式など、エカテリーナ宮殿を使い、豪華な衣装や美術の撮影も見応えがある。
ストーリーは特に捻りはないものの、これだけの映像美を観るのも良いと思う。
