あの長い原作をうまくまとめてあり、映画版ともちゃんと繋げていた点に感心。「シャイニング」でもドック（先生）と呼ばれていたダニーが大人になって「ドクター・スリープ」になった話ですが、映画でもこのあたりが一番よかった。あの猫。以前、原作を読んだとき、映画版の続編として作るならハローランはオビワンやヨーダのように半透明で出すしかないか、と思ってたら本当にそうなったのでニヤリ。予告編では前作を思い出させるシーンでワクワクしたけど本編では今回オリジナルの部分の方が面白くて、オマージュ部分は少々安っぽく無理矢理に感じた。多くの人が書いているように過去のトランス一家をはじめ全員別の役者なのは違和感あり。顔は出さずにもっとうまく撮れなかったものか。J・トランスは私もJ・ニコルソンというよりはJ・ブラックのそっくりさんに見えてしまった。全体的に見て惜しい。
