サッカーと映画観るのがすき

アルキメデスの大戦のサッカーと映画観るのがすきのレビュー・感想・評価

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)
4.0
いやー面白かったー
酒飲んだ後のレイトショーだけど、まったく眠気をもよおさずw
同コンディションでスターウォーズで寝落ちしたオレ基準からすると、この事実だけでも本作は高評価ですwww
(けっして、スターウォーズがつまらなかったわけではないです!後日ちゃんと観ましたし!www)

冒頭のVFXからド迫力。
”大和”は建造され轟沈するという史実であり、時間軸的には本作の結末になるはずのシーンを冒頭からこの迫力映像でみせられては、なぜ阻止できなかったのか、これにどう抗ったのか、が気にならないハズがなく。。。
また、菅田将暉演じる数学者のキャラ立ち、前半のややコミカルでもある軍属たちのやりとりが、重い歴史・テーマを軽快に演出していて、まったく飽きることなくグイグイ惹き込まれました。
そしてそして、、、予想を裏切る、あの結末。。。!!
久々にもう一度観たくなった作品。ぜひオススメです。

人物やストーリー自体はフィクションだったとしても、その背景・設定をいかに細部にわたって取材し、裏付けできているかで、物語のリアリティと深みがぜんぜん違ってくる。映画にかぎらず小説でも漫画でも、個人的に好きな作品はすべからず、そこにかける時間とこだわりが凄いからだと思うわけで、アメコミ系ファンタジーがあんまり好きになれない理由もこの辺にありそうな気がしている。
まぁ、好きずきなんですけどねwww

ドラゴン桜をはじめ、三田紀房さんの作品はそのあたりのこだわり、視点やアイデアも鋭くて大好きなのだが、本作の原作は未読。原作は未だ連載中のようなので、そちらはどんな展開・ラストになるのかも興味深いなあ。