keeper7

オーヴァーロードのkeeper7のレビュー・感想・評価

オーヴァーロード(2018年製作の映画)
4.1
ほぼノーマークだったが
Bad Robot製作作品なのでクリップしていた。
何コレ最高。

無理やり一言でいうなら、アクションホラー版プライベートライアン!
以下はあらすじ
日本で公開されるかどうかも分からないが、完全に情報をシャットしたい方はご注意を。



かのノルマンディー上陸作戦(タイトルはこの別作戦名)の前夜に戦地に向かうアメリカ軍パラシュート部隊の乗る飛行艇がナチス・ドイツの攻撃を受け、主人公であるボイス二等兵を含む生き残り数名は命からがら脱出。
しかし、降りた場所は敵陣の真っ只中だった。
任務は敵の通信網の破壊工作。
一行はドイツ人民間女性の助けもあり、何とか一息つくことが出来た。
ボイスは成り行きで単身幸か不幸か敵の基地の潜入に成功。そこでナチスの恐ろしい人体実験を目の当たりにする。
被験者になっていた仲間を助け、実験薬品が入った注射器を掴みなんとか基地から脱出し仲間に伝えるが信じてもらえない。
そんな中、人質としてボイス達が捕えていた敵の将校の反撃にあい、1人の仲間が死亡。将校は深手をおいながらも逃走。僅かな望みを掛けて先程奪ってきた注射器を死んだ仲間に打つ(おいおい)。
仲間は死の淵から蘇ったが、体に異変が起こり味方に襲いかかる。もう以前の彼ではなくなっていた。
任務に加え、この恐ろしい実験を根こそぎ抹消しなければならないと悟ったボイス達は闘気と共に再び敵基地に赴く---

B級映画の体裁をしていながら、そこは我らがJ.J.が製作。バジェットもクオリティも高い。
正直、J.J.作品はたまにハズレもあるがそれは主にお話しであって映像クオリティはどれも高く、本作もB級だろうが本気で作られたエンタメ作品となっている。
とにかく展開が"こうだったらもっと良かった"ではなく、"そう、そう!そうでなくちゃ!"と痒いところに手が届く見せ場や展開が目白押しの傑作だった。

あと本作はクローバーフィールドサーガの一本ではなかったよっと!
keeper7

keeper7