70年代メキシコ、子供4人夫と不仲の白人家庭にアジア系?老若2人の住み込み家政婦という日本じゃ想像つかない特殊ケース家族。
騒がしき映像にあえてのモノクロ、実にいい。
オープニングから光るモノクロセンスの"意"
年代的にも国的にも映像はカラフルなのが優にわかる人も物もゴチャゴチャで騒々しい「映像」なのにクラシックにも思える白黒映画。
そのあえてが想像させるカラフルで生々しく"鮮やか"とはよう言ったわ(あらすじ)モノクロ映画なんです。(見ればわかる)
これはその"家族"を描いた映画と思い、どこにフォーカスを置いて見るべきか迷ったのですが、これは「侍女物語」ですね。
主人公を若家政婦とした軽視された時代背景の女性の家族を見守る女性の物語。
普通の顔した激動の時代を生きる、普通の業務・ありふれた出来事のなのにフレッシュな激動人生を送る
モノクロでカラフル/普通なのに激動
と矛盾した表現がよく似合う不思議な映画でした。