広島カップ

悪魔の棲む家の広島カップのレビュー・感想・評価

悪魔の棲む家(1979年製作の映画)
2.7
本作の悪魔が棲む家とは一家惨殺事件が起きた郊外の大邸宅のこと。
そのことを承知の上で大枚はたいてその家を購入した夫婦。
ドラマでは大抵の場合そうした事は知らずに買うところでしょうけど本作は端からレールを外れている。
その辺りで既にその後一家に起きる様々な恐ろしい事に対しては自業自得感が強い作品。

悪いのが付いている家に暮らしているのに何も起きない時間が長すぎるのが本作の特徴。
悪いことは少しずつ時間をかけて起きて来るのですが、過去にその家にそういう事があったのを知っているのにも関わらず一家が意外に平然として暮らしているのがイライラしてくる。
お前ら能天気か!笑
昨今の性急なホラーをウイスキーのストレートとすると薄~い水割りを飲まされている感じ。

でも実際問題としてどうなのでしょう。
悪いことが起きてくるスピードとして昨今の映画のテンポが正しいのか?本作ののんびりムードの方が正解なのか?どっちなんだ?
本作は実話ベースだそうですが何処かに信頼のおけるそうした事に関する統計値はあるのか?
例えば初回の問題発生日からその家を退去するまでの日数など。
そもそもこうした数値の管轄省庁は何処なのか?
文部科学省なのか?国土交通省なのか?あるいは警察庁なのか?
そんな統計ビッグデータがあったとしてそれには何らかの忖度が働いて改竄される事はないのか!

すみません、大分脱線しました。
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