東かほりさんの初監督作である本作は上映時間6分のショートフィルム。
東かほり監督作では欠かせない存在になっている宇乃うめのさんがヒロインの百合子を演じていて、他にも登場人物はいるものの、ほぼ彼女一人で作品が成り立っている。
私の場合、独身時代は母が、結婚してからは家内が洗濯をしてくれているので、自ら洗濯機を使う機会が無かったが、唯一、社会人になった時に2週間程研修生活をしたことがあり、その時初めて洗濯機やコインランドリーを利用したことがある。
コインランドリーの空間は一種独特な雰囲気があると思うが、それが本作にも垣間見える。
この雰囲気を作り出すのは、洗濯が終わるまでの待ち時間。
土曜日の朝、百合子はインランドリーの待ち時間にそわそわした表情で座っている。
何故、そわそわしているのかというと、その時間に気になる男性がやってくるから。
運転中の乾燥機と同様に、百合子の淡い恋心も動くのだが、果たしてその恋心の行くへは？

短くて、もやもやして、クスりと来る

これ見て思い出してコインランドリー行った