このレビューはネタバレを含みます
映画館で鑑賞
堕ちたところは、愛すべき世界。
「狂ったやつ」「イカレ野郎」などではなく、“ジョーカー”こそが彼のアイデンティティ。(戻った)
これを尊重せず、否定するということは、多様性を認めないことと同じ。
だからといって、社会における“殺し”を放っておくことはできない。
けれど、これも彼の言うように“主観”に過ぎず、断言できることなど何一つ無い。
「多様性を認める」って、本当にできることなのか。
「理解し合えないから、認め合う」というのが、崩れたと言えると思います。
冒頭の、泣いているように見える彼の笑い方が印象的で、このシーンをどう捉えるかで、他も変わってくるのかなと思いました。
“被った”のではなく、“脱いだ”ということかなと思いました。
けれど、結局は“遊び”の1つ?
ホアキンの演技、素晴らしいです