12人程度の死にたげな子供たちのオフ会
天地明察の冲方丁原作。期待したけど…
あれ?面白くない…
この程度のクオリティで、死の重さ、生命の賛美を語るなよ。
もはや、怒りすら感じた。
クセの強い12人の参加者。
一見するとクセの強い、しかし蓋を開ければヤンキーだのゴスロリだの吃音だのギャルだの優等生だの…
ステレオタイプ的なキャラすぎて、もはや個性なし魅力なし。
一つの不協和音から生じる会話劇で事態が二転三転するでもなく。
疑心暗鬼から殺し合いや落し合いがはじまるでもなく。
そもそも、集団自殺しようって集まった人たちが、メイクとか髪のセットとかしてたら変じゃない?意外とそういうもんなの?
仮に、「死という概念が軽くなっているが故の矛盾」みたいに現代を風刺する、とかに転がればまだ理解できたけど。
死にたいはずの子供たちが、全然死にたくなさそうに、和気藹々と友情を作り上げていく。
なにこれ?
ミステリーとしても退屈、サスペンスとしても退屈、ヒューマンドラマとしても退屈。
良かった点、俳優陣!
みんな演技はあんまりですけど…
杉咲花や新田真剣佑、黒島結菜、北村匠海などなど、今後スターになりそうな人たちがたくさんいて華があった!