ぬーたん

家族のレシピのぬーたんのレビュー・感想・評価

家族のレシピ(2017年製作の映画)
3.3
食べ物が出て来る映画好き、コロナで旅に出れないから海外旅行気分味わえる映画観たい!っていう今一番気持ちに合った映画を発見!とばかり観たよ。日本からシンガポールへ。行ったことないから景色や街の賑わいを観て楽しめた。甘党で辛い物は苦手なんで、香辛料多めのアジアの料理は全般的にダメだけど、この映画に出て来た料理は、ゴックンとなるほど美味しそうだった。特に一番良く出て来たバクテー。豚の骨付きあばら肉。私これ好きでマーマレードで煮込んだりジンジャーエールで煮たりして柔らかくなった肉をガブリと食らいつくのがもう幸せ♡でもこのバクテーは変わった香辛料いっぱい入れているようなので、興味津々で、食べてみたーい!となったわ。
主役は斎藤工。『昼顔』のせいでちょっとスケベなイメージがあって、分厚い唇とかちょっと苦手だったけど、まあイケメンだわね。色気があって爽やか、清潔感あって野性的、と両極端の印象を持ち合わせてる、なかなかのオトコ!あと監督したり解説したりと映画好きなのは高得点だね。この役もぴったりで、シンガポールの空気にとっても合う。容姿が異国の感じもあるから良かった。
シンガポールを案内する女性は松田聖子。まあ同世代なのに、シワ1つないし、顔はゆで卵のようにツルリン。二の腕もタプタプしてにゃい!奇跡だわ!歌は好きだけど、女優としてはどうよ?と思ったが案外頑張ってた。でもちょこっと出て広告塔的な特別出演なのかと思ったら、出ずっぱり。最終的にはまさかのヒロイン扱い?これはいくら何でも無理があった。工との2ショットのシーンはもう松田聖子のドキュメンタリーにしか思えず、役に全く入れない。可愛い子ぶりっ子聖子ちゃんはこの年でも健在で、この役の言う事なす事が綺麗過ぎた。
その他の俳優、特にシンガポールの俳優は好演で、良かった。意地っぱりのバアサンがあまりの変わり方には違和感あったけど。
出だしは伊原剛志演じる父の話かと思ったけど、そこから亡き母の話になり、シンガポールへ行くというきっかけの日記がちょっとベタだったね。
シンガポールの料理、中華料理などどれも美味しそうだったけど、冒頭に出て来た素朴なラーメンが一番美味しそうだった。それと刺身や天ぷら。やっぱり何だかんだ、私は日本食が好き。
※おやつは、干し柿(市田柿)を半分に切ってクリームチーズ(北海道産の柔らかめ)を挟んだ大好きなおやつ。ルピシアのおまえさまというお茶と。
※夕飯は、虎杖浜の美味しいたらこを沢山貰ったので、たらこスパゲッティ!シンプルにたらことバターのみ。大葉と海苔をかけて。シーザーサラダにはレタス、きゅうり、フルーツトマト、新玉ねぎ、ゆで卵(聖子ちゃん)セブンで買ったチキンを裂いてオン。
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