もじゃ

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREYのもじゃのレビュー・感想・評価

3.0
「自立した女になるの」

DCコミック界のイタズラの女王ハーレクイン。ジョーカーと別れたし自立しなきゃ!皆に命を狙われる彼女は生き延びられるか?
テーマとして、男に依存しない女性というのを掲げるのはわかるけれど、表現の仕方が直接的だったのが気になった。わかり易くすることを選んだか。ブラックカナリーが「ここは男の世界」と歌ったり、作中の女性達はスカートを履かなかったりするのは作品を象徴的に表現していて良かったと思うだけに。
マーゴット・ロビー。思った以上にアクションもキレてる。勿論キュートだ。敵にユアン・マクレガー。好青年のイメージが残虐な「男」を演じるキャスティング。
作りとしてはハーレクインが独白しながら回想していく。
戻ったり進んだりすることで映像的な見せ場と、ストーリー的なポイントを別々にコントロールしていて面白い。女性チームで戦うのは良いとして、ハーレクインには特殊能力も無いし、戦いが地味になった感は否めない。
キャプテン・マーベルなんかに比べるとちょっと弱いかなーっていう作品。
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