もじゃ

ELI/イーライのもじゃのレビュー・感想・評価

ELI/イーライ(2019年製作の映画)
3.0
両親はどこでこの施設を知ったんだ…

重度のアレルギー体質なイーライは治療のため両親と洋館を訪れるが恐ろしい目に会う。ドクター達の目的は?病気は治る?
ホラー映画は何かの不安やストレスと怪現象を結びつけて表現することが多いけど、この場合は病気。だからこの状況を打破することできっと病気も治る。それにしても治療施設として安心させる気無いこの館は出オチみたいなもの。
主役としてほとんどの時間、画面を保たせるチャーリー・ショットウェル君は評価すべき。ドクターのリリー・テイラーはホーンティングや死霊館の人なのでコテコテなキャスティング。父親の謎のヘビーメタル感。
ひっくり返る終盤は凄いね、と前置きした上で。構成はコンパクトだし、ホラーとして変に引っ張ったりしない素直な作り。ただ作家性みたいなものは感じないし、過去作品のメソッドを盛り込んだようなやっつけ感はある。
キャリーやアザーズを思い出させる作品。
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