血と汗と筋肉!でお馴染みのブラッドピッド主演のこじんまりとしたSF映画。ブラッドピットさんの演技の中でも最高に近いくらいに良きでした。
舞台は宇宙。死んだはずの父親が実は生きており、ヤバイ実験?というか地球外生命体との交信により生じるサージ(重力異常というか電波みたいなやつ)人類の脅威となっておりそれを息子のロイが止めに行くお話です。言われてますが地獄の黙示録のようなプロット。
僕は結構好きでしたが評価低いですね_:(´ཀ`」 ∠):
壮大なSF大作や近年のビックバジェット映画と比べると確かにかなり地味な気はします。SFらしいSFを期待して肩を透かした人が多かったのも頷けます。
というのもテーマは人間というかロイというキャラクターに焦点を絞っているからだと思います。(まぁSFとして微妙なところは確かにあったかもですけど、、)
ロイは「ひょっとしてお前、鉄でできてるんじゃないのか・・・」ってお父さんに言われた事があるんじゃないかくらいに感情が乱れない男です。そのロイが徐々に人間らしくなっていく様が良く、最後は宇宙じゃなく地球上に幸せがある事に気付いていくラストも良かったですね。
お父さん役のトミーリージョーンズの子供みたいに愚直に地球外生命体へのロマンを抱いてる感じが良い感じです。
なんかこの映画予告でデカい感じに見せ過ぎて損している様な気がしなくもない。映像も良かったのに、惜しいかも。