ギズモX

マスターズ・オブ・ホラーのギズモXのレビュー・感想・評価

マスターズ・オブ・ホラー(2018年製作の映画)
3.4
古今東西のホラーの巨匠達を結集させたオムニバスドラマ『マスターズオブホラー』のコンセプトを継承したオムニバス形式のホラー映画。
ジョーダンテやミックギャリス、アレハンドロブルゲスにデヴィッドスレイド、そして北村龍平が参戦した作品だ。

邦題はドラマ版と同じく『マスターズオブホラー』となっているが原題は『NIGHTMARE CINEMA』
ドラマ版と違ってテーマの違うそれぞれのストーリーがミッキーローク扮する映写技師によって一つに集約されるのが特徴です。

僕はこの映画好きなほう。
凄くノリが軽くとてもチープ!そして非常にバカバカしい!
はっきり言うがアリアスター作品のような怖さは全然ない!

ホラーゲームを代表格である『バイオハザード』でも色々あるでしょ。
純粋な怖さを追求した『バイオハザード7』があれば、全然怖くない娯楽重視のポールWSアンダーソン版『バイオハザード』もあるし、果てにはレトロなゾンビが大集結の『ジョージAロメロが撮ったバイオ2のCM』なんてものもある。
面白さや違いはあれど全部同じバイオハザードだ。
この映画はホラー映画に対するオマージュが強いから見ていて凄く笑える。

これで終わって欲しくない。
カーペンターとか三池とか清水とかも呼んでこんな映画をまたやってほしい。

僕が一番面白いと思ったのは一作目の『THE THING IN THE WOODS "森の中の物体X"』
『遊星からの物体X』に『死霊のはらわた2』と『悪魔のいけにえ』を混ぜ合わせたテンポがいい作品で、やられ役の兄ちゃんが溶接野郎とショボいタイマンバトルするのが僕のお気に入りポイント。
ダンテとギャリスのはまあまあだった。

最後に
この映画の語り部である謎の映写技師ミッキーローク。
ミックギャリスにそっくりだ。

おまけ

ジョーダンテがやってる映画サイト『トレーラーズフロムヘル』のyoutubeチャンネルで、ミックギャリスがこの映画のことを紹介しています。
英語が分かる人は是非!
(僕は英語分かりません!)

https://youtu.be/sjVIdqctnOE
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