109mania

LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯ての109maniaのレビュー・感想・評価

3.5
すげー映画を見た、という感想がまず一番にあるのだけれど、しょーもない映画を見た、という感覚もちょっとだけ混在している。かなりユニークで、ワザで見せる映画とでも言えようか。
まず何と言ってもエンドロールの使い方。中途半端な種明かしで、もやっとして終わるから必然的にエンドロールから目が離せない。その上での、衝撃度MAXのエンディングで、心臓バクバクが止まらない。
長回しのカメラワークは、話題作「カメラを止めるな」の比ではない。徹底的にワンカットへのこだわりが、もはや映画離れしている。
あとは酒井若菜のエロ可愛さがたまらない。露出はそんなでもないが、胸を揉みしだかれるシーンは、正直、見ていて前のめりになってしまった。
すげーすげーと手放しで褒めちぎってもいいのだが、果たしてこれは映画としての面白さなのだろうかと、興ざめな感想も頭をよぎる。観る人よりも制作サイドの満足度を優先した映画。シナリオの必然性やメッセージ性、俳優さんたちの芝居の方向性など、ある程度目をつむったな、と感じた場面もあった。魅力満点、かつディスりたい衝動にも駆られる不思議さ。
いずれにせよ映画ファン必見のマニアックな映画であることは間違いなさそうだ。