焦げすーも

運び屋の焦げすーものレビュー・感想・評価

運び屋(2018年製作の映画)
4.7
イーストウッド爺を愛でる映画。「運び屋、頑固ジジイ、実録物」ということでサスペンスものなのかと思いきや、まさかのまったりモードのコメディ。

麻薬カルテルの若者や自分を追う麻薬捜査官に、爺さんが人生語りをするシーンにはお前が言うな(笑)という複雑ながらホッコリした気持ちにさせられる。

爺さんであるがゆえに怪しまれずマイペースに運び屋稼業を完遂するのだが、実に見せ方がシンプルで無駄がない。麻薬カルテルがそんなに甘っちょろいはずがないというツッコミはヤボ。コメディーなのだから。

「家族が一番、仕事は2番目でもいい」
「いくら金があっても時間は買えなかった」
などなどクサい台詞もイーストウッド爺なら味わい深く観られる不思議。
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