2020/2/7ユナイテッドシネマ札幌にて鑑賞。
ホンネを言わせてもらうと劇場で鑑賞する予定は、なかったでした。しかし、フィルマークスのレビューを見ていくとかなり高評価だったので急遽スケジュールを空けて鑑賞させてもらいました。
ズバリ言って、
観て正解でした!!
まさしく、日本の2時間サスペンスドラマをすごくオシャレにしたような展開で財産狙いの家族の中でのありきたりなサスペンス前半の展開だったけども、謎が説かれていく後半の展開はまぁ~面白かった!いろいろなことがつながった時の爽快感とギリギリまで展開される意外な結末はかなり面白かったしのめり込めました。
あのラストシーンなら私ならエンディングに、岩崎宏美さんの曲「聖母たちのララバイ」(さぁ~眠りなさいぃ~♪(火曜サスペンス劇場エンディングテーマ))を挿入してもいいくらいのラストシーンは見事にこの事件をまとめてくれているシーンですわ。
近日公開となる「007」ジェームズボンド役でご存知ダニエルクレイグが名探偵ブノワ・ブランとなって見事な名推理をしていくんですわ。ボンドだけじゃなくスーツの似合う新しいピッタリなキャラが定着できたんじゃないのでしょうか(ボンドはアクション、ブノワは推理)、驚くほどのピッタリハマったキャラはかなり好きでした。
監督・脚本は「スターウォーズ/最後のジェダイ」のライアン・ジョンソン。
ミステリーの女王アガサクリスティーにあこがれてリスペクトして書いた完全オリジナル脚本ということもあり、なるほどぉといえるほどのあぁ~こんな展開ありそうぅ~と言えるリスペクト感満載の展開は結構好きでした。
「密室殺人」「全員容疑者」「名探偵の登場」まさにあるある要素をギッシリ詰め込んだ展開は本当にこの人アガサクリスティーが好きなんだなぁ~と言える納得の展開は素晴らしかったです。
キャストもダニエルクレイグや「アベンジャーズ」でも大活躍だったクリスエヴァンス、ジェイミーリーカーティスやトニコレットなどなどベテランから若手まで誰が犯人でもおかしくないクセが強い豪華メンバー!!
まぁ各キャラクター訳ありだし、証言も嘘か本当かわからないし、ネタバレになっちゃうので言いたいけどもぜひ本編を観ていただきたい。
作品を彩る音楽もオシャレなのでこちらのほうもご注目していただきたいですねぇ。
第92回アカデミー賞脚本賞にノミネートされるほど、どんでん返しのおてんこ盛りが続く素晴らしいストーリー展開。なんと続編も決定したそうなのでダニエルクレイグの名推理がまた見れることはなんともファンタスティックです!もう、ミステリー作品ファンにとっては、とにかく最初から最後まで目が離せませんぞ。