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オオカミの家のolnのレビュー・感想・評価

オオカミの家(2018年製作の映画)
2.0
誰が、どうして、どういう状況にあるのかを把握することに、終始リソースを全振りしたので、前後で何が起きて、どの要素がどこに活きたのかが、全く理解できない作品でした。

予告編の段階から趣味趣向に合わないことは理解していたものの、前衛的で気になり過ぎたので鑑賞に至りましたが、開始早々に折れそうになる心を必死に支え、造形の安定しない画面をなんとか見続けましたが、鑑賞当日のジメジメした気候も相まって、さながら苦行のシアター内。こんなに苦しいならばと、私の心はマリアよりも外界からの情報を閉ざし、後半は何も感じない悟りの境地に至りました。

帰宅後にパンフを読み、作品の意図することやストーリーは理解しましたが、私がこの監督たちの作品を鑑賞することは二度とないでしょう。

そういえば、食卓ファイヤー後のペドロの部屋的なところで、アチャモとプリンとイーブイの進化系っぽいやつが、学習机のキャビネット的なものに貼ってありました。あれの版権大丈夫なのかな?とか、余計なことを考えていたので、まだ雑念は残っていたようです。
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