
⻑野県飯⽥市の遠⼭郷に伝わる「霜⽉まつり」。⼀年で⽇が最も短い冬⾄(旧暦の 11 ⽉/霜⽉)に、全国の神々を招き⼊れ⽣命⼒の甦りを願う。夜を徹して⾏われる湯⽴神楽で、煮えたぎる湯から沸き⽴つ湯けむりのなかに、仮⾯をまとった神々や死霊の化⾝が舞う。この神事には領⺠の⼀揆で滅ぼされたかつての領主・遠⼭⼀族の怨霊を慰め祀る舞がくみこまれている。野⽥は説明を極⼒排して旅⼈のような眼で祭りを追うスタイルによって、神々が集う⼀夜を夢幻のように描き出した。
舞台は越後妻有(えちごつまり)の里山。この雪深い村に都会から移り住んだ木暮さん夫婦は、茅葺き屋根の古民家を修復し、見よう見まねで米を作って暮らしてきた。ゴリゴリと豆を挽いてコーヒーを淹れ、…
>>続きを読む小栗康平監督初のオリジナル脚本。製作は群馬県。 行政が発意して製作費の全額を税でまかなうという日本では前例のない取り組みで、社会的にも大きな関心を集めた。その後、この「眠る男」が前例となっ…
>>続きを読む昭和20年の初夏。東京郊外にある山村にアメリカ軍の飛行機が墜落した。村人たちの山狩りで猟の罠にかかった黒人兵が捕まり、村に連れてこられる。地主の蔵に閉じ込め、輪番制で飼うことになったが……
マイナス25度。全てが凍る北海道の大地に鼓動を打ち鳴らし、しっかりと根を下ろした「ばんえい競馬」の力強い姿は、多くの人を魅了している。同時に、そこでは「馬喰」を介し、馬が経済動物として取引…
>>続きを読む冬。信州の雪に埋もれた小さな村のはずれにおりんの家があった。おりんは今年69歳、楢山まいりの冬を迎えようとしている。この村では70歳を迎えた冬にみんな楢山へ行くことで貧しい村の未来を守って…
>>続きを読む「しっかり勉強するんだよ」と母親に背中を押され、6歳にしてチベットから亡命し、チベット亡命政府が運営するチベット子供村で暮らす少年・オロ。「なぜ母は僕を旅立たせたのだろうか」と考え、自力で…
>>続きを読む