茶一郎

ブライトバーン/恐怖の拡散者の茶一郎のレビュー・感想・評価

3.3
 「もしもスーパーマンが反抗期だったら」型アンチ・ヒーロー映画『ブライトバーン』。 
 養子として迎えた我が子の様子が、12歳になってからオカシい……という『オーメン』的「ウチの子変なんですけど」ホラーという入り口から予想もしない(予告で誰もが予想できる問題)出口で帰らされる。 

 どれもこれも製作のジェームズ・ガンによる『The Specials(原題)』から始まるスーパーヒーロー映画の相対化の系譜があり、『スーパー!』がバットマンに代表されるヒーローの自警主義の相対化なら、お次はスーパーマンの相対化ときて、本作『ブライトバーン』を見る事ができます。
 しかしながら「空を見ろ!鳥だ!飛行機だ!いや、スーパーマンだ!」があんなにも胸糞の悪いシーンになるとは……

 動画でもレビューをしました
https://www.youtube.com/watch?v=k81lNumKxyk
茶一郎

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