アネモネ

ギレルモ・デル・トロのピノッキオのアネモネのレビュー・感想・評価

4.2
期待通りのデルトロのピノッキオでした。
実は以前観た「ほんとうのピノッキオ」が
なぜか怖くて辛かったので観るか迷ったんですが、杞憂でした。
ギレルモ・デル・トロの期待通りのキャラ造形に感嘆し、ストーリーの着地も私には納得でした。
ただの子供だったピノッキオが私達と同じように人生を経験し成長していくラストの余韻が忘れられません。

今回はなんといっても「でやんす」顔の猿!
あんなわかりやすい典型的な意地悪顔のやんす顔が変わって行く様がじーんときました。

思いやりが他者を悲しませる事もあるし、存在が他者の心を満たす事もある。
親元を離れて経験する何かや、家族とは何か
ピノッキオの本当のストーリーを最高の造形で観れた事が幸せでした。
夢中になって観てたので、妖精の声が誰の声かとかわからなかった。
あの妖精の姿、凄かったなー。
ピノッキオの姿も。
ってか「やんす」顔な!
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