こぅ

夜をみつめてのこぅのレビュー・感想・評価

夜をみつめて(1973年製作の映画)
3.8
エリザベス・テイラー主演の隠れた【サイコ・
サスペンス】。

エレン(エリザベス・テイラー)は2人目の夫
ジョン(ローレンス・ハーヴェイ)と再婚し裕福な
暮らしをしていたが、前の夫カールが浮気相手と
2人共事故死してから不眠に悩まされていた。
同居している不倫中の親友サラ(ビリー・ホワイト
ロー)が話し相手になっていた。そんなある不眠の
嵐の夜、向かいの廃墟から喉を切られた男の死体が
見え、悲鳴を上げ夫ジョンを呼んだ。警察を呼び
家宅捜査してもらうも死体は見つからなかった…。

ルシル・フレッチャーの【舞台を映画化】だけに、
なるほど、殆ど密室で展開されている。


嵐の夜、怪しい隣人の不審な行動、屋敷や廃墟、
包丁、等揃うものが揃ってムードたっぷり、伏線
回収(エリザベスの大袈裟演技からも⁈)【女の
◯◯は恐い】の結末が納得の王道的良質なサス
ペンスだ。
こぅ

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