カズナリマン

天気の子のカズナリマンのネタバレレビュー・内容・結末

天気の子(2019年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

うーーん、ノレないーー。
少女の気持ちに。
明日を晴れにするために命まで削る彼女の決意に。
「天気はこんなにも人を笑顔にする」って言ったって、好きな男の子もいるし、世話しなきゃいけない弟もいるし…普通だったら弟とるでしょ。

映像は綺麗だし、音楽とのバッチリ過ぎる編集がイイのもわかるけど、大筋のストーリーにノレな過ぎて、どんどん冷めてく自分がいました。

で、そのノレなさを突き詰めてみると…

「彼女が晴れをつくらないと何が起きるのか??」
が不明確だから、なんですよねーー。
「彼女が晴れにしないと、今日は晴れない。でも、明日は晴れるかも」って自分は思っちゃってたし、映画の中の社会も特に「このままだと東京は沈んでしまう!!」みたいな危機感も予想もないですよね?
それなのになぜ、彼女が晴れにしなきゃいけないのか??
まったくふにおちん…

例えば、

「水に沈んだ未来の東京から来た少年が、人柱の役目を背負った少女にその力を使わせて未来の東京を沈没から救おうとするのだが、途中彼女に恋してしまい、未来から来た目的を放り出し、彼女を救おうとする」話、ならノレました!

(↑ターミネーターがサラコナーに恋しちゃってちゃんと仕事しないみたいな話w)