恥と外聞

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネスの恥と外聞のレビュー・感想・評価

4.0
これで僕も『君に読む物語』以来続けてきたレイチェル・マクアダムスさん大好き侍を卒業できます。

もうディズニー+は半ば諦めてるので、ドラマでやるってことはディテールはともかく大体の流れが掴めてれば良いんだな、って解釈でネタバレ上等で腹括って観た。

アメコミという漫画作品に起因する構造として、恐らく意図的に特定のキャラクターへの感情移入が難しくなる設計になってる気がするし、これからそういう流れは全然隠さずやっていくんだと思う。
多分そうしないとメンバーの頻繁かつ激烈な入れ替わり仕草(=シリーズ存続の肝)に堪えられないだろうし。

別に意味分かんないとかではなくて、あー多分そういう話だったんだろうなと受け入れやすい作り方だったし、そのお陰で単体の映画として『エンドゲーム』以来1番面白いといえる映画だった。
正直肉弾戦とかちょっと飽きてきてたので。。

観る前はマーベルが、ってかディズニーが中途半端にジャンル映画を(自称)メインストリームのブロックバスターに取り込んで文脈をブチ壊していくのは何か嫌だなと思ってたんだけど、もうなんか、イイですこれで、、ごめんなさい🙏って感じです。

でもアレか、『ノーウェイ・ホーム』との関連て意味ではほとんど収穫無かったか…。
その分シャーリーズ・セロンで一発逆転だな。

あと事前の煽りのわりには別ユニバースのクソ雑魚アベンジャーズに対する感想もみんな辛辣で笑うんだよな。
まぁ今すぐそこまで風呂敷広げられる話じゃないし、仕方のないことかね。