恥と外聞

レオン 完全版の恥と外聞のレビュー・感想・評価

レオン 完全版(1994年製作の映画)
3.0
ちょっと恥ずかしいしお目汚しな話だけど、昔『レオン』のゲイリー・オールドマンに似ていると言われたことがあった。
当時はもみあげから顎まで髭を伸ばしたりしてたからかな。。。
当時はまだこの映画を観たことがなかった。

正直殺し屋モノなんて始まった瞬間に結末は2択しかないと思うから、チラ見えするまだ健在のWTCをはじめとしてNYCの景色を観光気分で見守るとか、これはまずみんなそうだけどナタリー・ポートマン(僕の初恋の人としてはep. 1のパドメ役だけど)のマチルダボブを愛でるとか、正直その辺しか見るべきところってなかったかなって感じだったんだけどさ、最後エンディングで左に座っていたお姉さんがスティング聴きながら号泣し始めてハッとした。
あーこれがみんなの“平成”だったんだな〜、30手前になって初めて観る映画じゃなかったんだな〜って。

ただまぁ単純にこれ以上話が複雑になると途端に観る気を失って感情が停止しちゃう人ってのもいるんだよな。
分かる気はするけども、それも含めて(警察側がクズ設定のマフィア映画をさんざ積み上げてきた)20世紀ってか昭和の残滓って感じの映画だ。