ビル夜景とネオンが美しい映画。夜間の街灯やパトカーの青赤がキラキラしてるのを横から真上から…こんだけドローンを活用してくれると目が回って楽しいです🌀
これを今の映画でやるのってどうなん？って感じの古臭い刑事アクション。演出はいちいちカッコいいんですが話はすげー陳腐です。「ケチな強盗が警官を殺した！ぜってー許さん！と殺人集団化する警官隊の中で主人公だけが冷静に物事を判断し、事件の裏にある真相を見極めようとする…」みたいな。オチは早々に読めてしまいますし、やってる事は80〜90年代の刑事モノと大差ありません
見せ場はたった2人の容疑者を相手に橋を封鎖されたマンハッタン島がパトカーで埋め尽くされる光景。撮影とは言えどっから集めたんだろうってぐらいの量です。あとソッコー殺しにかかる警察のケンカっ早さ。辺りに一般人が居ようとパンパン発砲する。もちろんトバッチリ喰う人もいるし銃器…と言うか銃社会の恐ろしさがしっかり出てたと思います。安易な爆破ドーンみたいなのはありませんでしたが、逆に銃弾の威力が引き立ってて良かった
「悪は滅ぼされなくてはならない」みたいな台詞が何度も出てきます。冒頭から牧師までそんな発言をしてたりして震えた。解釈次第とは言え、やっぱキリスト教ってちょっと恐いよなと改めて思ったのでした…
密度は高いので、映画1本観たぜ！って気分にはなれるんじゃないでしょうか
