さとし

犬鳴村のさとしのレビュー・感想・評価

犬鳴村(2020年製作の映画)
2.9
これは実に勿体ないですね。

まあ、未完成なバージョンだったからなのか掴みどころのない作品でした。怖さはさほどなくて気持ち悪さが後味として残った感じです。どうしてこうなるのかとかいう疑問も何箇所かありました。まあ、コンプリートバージョンではないのでなんとも言えませんね。ただただ複雑です。

三吉さんは「ダンスウイスミー」の明るい感じから一転クールなジョイさんへ挑戦したのに一箇所をのぞいてあまり難しい医療用語が出てきませんのでさほど女医オーラは出てません。あとおじいちゃん医者との関係も気になりますし、コネつけて医学部に入ったタイプかなとかいろんなkとを考えました。まあ、そこそこ美人ですが、シリアスな演技はまだまだでした。

それから思ったのはもう少し明確にこれが原因でこうなった的な説明がほしかったです。どうして電話ボックスに水が貯まるか母親が父親に噛み付いたのにその後何もなかったように振る舞っていたのはなぜだろうとか疑問でした。

監督の清水さんの本当に見せたかったバージョンではないとわかってるのですが、演出や怖いと感じさせるのはまだまだでしょうね。もう少しいろんなことが起きてる理由がわからないと感情移入しにくい映画でした。

まあ、これは残念でした。フルバージョンに期待です。
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