TakashiM

12か月の未来図のTakashiMのレビュー・感想・評価

12か月の未来図(2017年製作の映画)
4.0
貧しい境遇の家庭が多いフランスの地方では、都市部との学力の差が社会問題となっているようである。
物語の背景は、そんな感じ。

先生VS生徒モノは基本的に大好き。
今までも何本か素晴らしい名作に出会ってきた。

しかしこの映画、胸打つシーンはあれども、なんだかこう、全体的に淡々と物語が進んでいく感じ。
という言い方よりも、泣き所を作って狙いにいってないといえばいいのかな?

多分そのあたりがこの映画のいいところでもあり、独特の味になっているんだろう。ケチを付けているわけではなく、好きな味!
先生もちょー優秀キャラというわけでもなく、微妙にロマンスを夢見てエロい気持ちがむくむくしちゃうあたり、人間味が溢れていて高感度◎笑

自分は学生時代は、こういっちゃなんだが割と優等生だったし、勉強は嫌いじゃなかったので、当時は勉強が嫌いで何もしない同級生を理解できなかった。
今この歳になって、いろんな境遇の子供がいること、勉強に向き合えるかどうかは、その環境が大きく影響するということをそれなりに理解しているつもり。
子供にも部下にも、歳を重ねるつれて、少しずつ優しく接することができるようになってきてると思います。

エロ糞おやじではありますが笑
TakashiM

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