Norisuke

ブラック・ミラー: バンダースナッチのNorisukeのレビュー・感想・評価

3.8
1984年、ビデオゲーム開発のチャンスを得たプログラマー志望のステファン。長編アドベンチャーゲームブック『バンダースナッチ』を元にしてゲームを作り、憧れの天才プログラマーコリンが働くタッカーソフトに出向いてプレゼンをするが…な話。
映画を観ていると選択肢が現れるのが面白い。朝食にどっちのフレークを食べるかやどんな音楽を聴くかといった無難なチュートリアルから始まり、時間制限付きでどんどん選択を迫られていくのがゲームブックとかよくやってた人には刺さりそう。
ループもの、パラレルワールドものとしてはなかなか面白い試みだし、ギャグ要素もあったり、スリラーになったり、アクション映画になったりと、色んなジャンルが楽しめるのも面白いと思った。
ただ、コリンがやたらと「別の回で会おう」みたいな事を言う割にそんなに物語に干渉してこなかったのは残念。
パックマンやら80's要素もしっかりとあって、当時を知る人には楽しめるけど…今の若い子にはウケるのかなこれ。
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