正体を隠した旅人（主人公アビー/ラーム）が家族の問題を解決して再び結びつける神話・英雄譚ぽさもあり、農村と絶対権力者おじいちゃんな大家族のほのぼのストーリーでもあり、最後にいくつかの結婚をまとめあげるシェイクスピアの喜劇みたいな話でもあり。農村&自然の風景や色の関係もあって、全体として空が広くて開放的、カラッとしていて鮮やかで明るい。色合いが暗くて天井が低くてせまーい感じになるの、悪巧みしてる人たちのシーンだけくらいな気がする。

アビー君のラーム・チャランは感激しやすく、ただでさえ目がキラッキラなのに、すぐ泣きそうになってウルウルして、とてもかわいい。基本的に素直で感情表現が豊か。Yes, Yes, Yes!!!って喜ぶのもかわいいし、農業勉強したいんです！と積極的に関わってきて、棒術？みたいなものもすぐ上手くなる好青年、そりゃあ頑固なおじいちゃんも絆されますわ。
前半でじいちゃんがちょっと体調悪そう→倒れるから、これ絶対病院再建してお父さんがおじいちゃん助けるやつやん…と思ってたらおじいちゃんピンピンしてて笑った。で、一人目の患者、おまえかー！ってのはさすがに想定していなかった。銃撃とかが起こる話と思わないじゃん…w
おじいちゃんが頑固で強面なのに、おばあちゃんのこと大好きでみんなの前で踊ったり戯けたりしてるの、意外とお茶目でかわいかった。注射怖いんだもーんとか、病院の検査で恥ずかしいー！ってなってたり、良いキャラw

アビー君、とてもかわいいけど、正直サティヤを写真で強請るのはアウト（やり返されるけど）だし、バンガリおじさんがチトラと結婚するためにたてた計画もやべー（レイプはなかろー…ってアビー君が水ばしゃあってかぶってるのは面白かった）

楽しかったよ！なんでってチャランさん基本笑顔かつお目々がキラキラでした！！！
すぐに嬉し泣きするんですよ！！！
お目々のキラキラさは過去一なんじゃないですか？？？
シャツは開襟というより…いやもう見えてますが…という感じでしたね
アクション少なめですが満足

基本的にチャランさんのおめめがキラキラうるうる。
主人公の明るさで誰の心でもスルッと入っちゃうという可愛くて優しい、所謂好青年な役どころ。
(相変わらず恋愛相手の子にはストーリー的に雑だけど...。)

料理で怪我したおばあちゃんがこんなの大したことないって遠慮したのに対して言った「僕がいる間は痛みは我慢させないよ(英→和訳)」というアビーの台詞はイケメン。笑
(まじで、ヒロインにもそんぐらい優しくあれよ。日本だとモラハラ扱いやぞ。)

家族の輪を彼の明るさと魅力で繋げていくストーリーは好きだった。