ビギル勝利のホイッスルの作品情報・感想・評価

ビギル勝利のホイッスル2019年製作の映画)

Bigil

上映日:2020年09月11日

製作国:

上映時間:177分

4.0

あらすじ

「ビギル勝利のホイッスル」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

インディアン・ムービー・ウィーク(IMW)にて鑑賞。

"大将"ヴィジャイ演じる主人公が女子サッカー州代表チームの監督になる。
主人公自身はかつてスター選手だったが、同時に町を仕切るギャングの息子でもあり、頼れるアニキとして弱きを守り、強きを挫いたり脅迫したり明らかに違法なこともしている。ちょいワルな主人公。
ちょいワルな舎弟(?)たちもチームのスタッフとして働いてるのが良いな。
上映時間の長さに反して試合はあんまりしない。

エンパワメント映画であり、女性の生きづらさを取り上げている。
ある選手は身勝手な男から酷い暴力を受け、人前に出られなくなってしまった。そんな選手を主人公は励ましに行く。扉越しにいきなり鼓舞し始めたのでなんか一人突っ走ってる感じがしたが…。
ある選手は夫によって家庭に縛られており、サッカーをすることを許されないでいた。そんな選手の家に主人公は話をつけに行く。「輝く女性の傍には必ず素敵な男性がいる」そんな言葉で男へのフォローも忘れない。(←本来必要ないが)

こんな風に、伝統的に虐げられてきた女性を解放する内容だが、割と雑なやり方なので個人的には諸手を挙げて賞賛とはいかなかった。
雑さがモロに出たのが太ってる選手への鼓舞のシーンで、監督、誹謗中傷によって選手を怒らせ闘志を燃えさせようとする。やることが昭和のスポ根作品で、その昭和の古い価値観を女性解放を通して良いものへと更新するエピソードを蓄積してきたのに終盤で台無しにした感じがある。
そもそも太ってるサッカー選手という存在がもう作為的。太ってる人を応援したいのなら、それはこの映画ではないし、サッカーという競技ではないと思った。(それはそれとしてあのキャラクターは好きだが)

まあしかしそんな違和感は3時間もあれば随所で見受けられる。なにせ主人公がちょいワルだし…。
ルンギという腰巻スカートをたくし上げて戦闘態勢になる姿が似合い過ぎる。
okcchan

okcchanの感想・評価

4.5
はじめましてヴィジャイさん!
ダンスシーン、アクションシーン、サッカーシーンどれもやばいですね。
さすが大将😎
アーミルカーンもだけど、若々しくてアラフィフとはにわかに信じがたいです。

奥の奥までダンサーがいて、ダンスシーンはホントに圧巻!今まで観たインド映画の中でいちばんビビるシーンがありました笑
翼くんもびっくりするサッカーの巧さも凄かった!

女子サッカーチームのジェンダー差別についても描かれていて、メッセージほんとに素敵でした🥺
(あと、パリエルム・ペルマールが笑顔で出ていてくれてなんかホッとした笑)
インド映画、最高🥳
みゅー

みゅーの感想・評価

3.7
てるるさんに借りてから4ヶ月分…やっっと観ました!遅くなってすみません😂

初のヴィジャイ出演作品鑑賞。
登場シーンで「あぁ絶対ヴィジャイさんくる。これ絶対ヴィジャイさんだ…」と思いながら後ろ姿を拝みつつの、そこからしっかり登場。

私の記憶が正しければ最初の夜(?)っぽい雰囲気で踊るシーンは、YouTubeで見させていただいたような…!
曲がずっと頭に残って、その後も口ずさんでしまうほどで、夢にも出てきそうと思ってたら、夢でも『ビギル』を最後まで観なきゃ…!と格闘してました。すごい影響力!


サッカーはほとんど観ないからルールとかは何となくしか分からないんだけど、それでも楽しめる作品!


ヴィジャイさんの他の作品もぜひ観てみたい!
nori007

nori007の感想・評価

3.7
ネットでの同時再生にて久しぶりに見た

女子サッカーの話ではあるのだが、ヴィジャイが監督に就任するのは後半からという。
前半部分はスター選手だったヴィジャイが活躍し、さらに街のチンピラをぶっ飛ばしまくるという痛快ストーリーw
父親が出てくるのだが驚くことにヴィジャイさんの一人二役という。同じ画面に収まっているのに違和感全くなし。

後半から女子サッカーの監督となり、選手たちとの熱い友情が描かれる。
ここでは女子選手が彼氏からとんでもない仕打ちを受けるのだが彼氏を許す場面が今までのタミル映画っぽくない。

途中のソングでヴィジャイ、ARラフマーン、監督がサプライズ出演してるのが見どころかも。

終盤にヴィジャイさんが選手を叱咤激励するのだが、あの方法は間違ってるよなぁw
まあ結果オーライだがw

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2020/10/14 23:25
3.7
タミル映画には独特なスタイルがある。ヴィジャイやラジニカーントらのスーパースターが大活躍する最強のエンタメだ。それもスーパースターがいるからこそ成り立つジャンルでもあるのだ。

今作は、女子サッカーが題材となっている。サッカーというと世界的にメジャーなのに意外と映画化されることが少ないので貴重な作品でもある。しかも女子サッカーなんて日本では、なでしこジャパンがW杯優勝までしているのに映画はない。

しかもすごいのがサッカーの映画なのに、格闘シーンあり、バイクチェイスあり、もちろんダンスシーンありと、超盛りだくさんw
見ている方もかなり感情を揺さぶられ、怒ったと思うと戦慄し、燃えたと思うと思わず涙してしまう。軽快なテンポで痛快な話が続くので見ていてすごく楽しい。

しかも女子サッカーということで、女性ならではの様々な悩みが入っているところも現代的であろう。続編では国際試合となって、なでしこジャパンとも対戦してほしいところ。
いいね!
ahoy

ahoyの感想・評価

5.0
インディアン ムービー オンラインにて鑑賞。スター映画で娯楽作として楽しめるマサラムービーでありながら社会問題も盛り込まれているのが上手い。

女子サッカーの話でもあるけど、スポーツに全く興味無い人でも楽しめる映画だと思います。しかし、ただのスポーツ映画にしては乗り越える障害がデカすぎるよ!!

すべての女性にエールを!

ヴィジャイさんが登場からかっこいい!!カッコ良すぎるよ〜! アクションシーン決まってた!
なぞん

なぞんの感想・評価

4.7
おもしろい!ヴィジャイ作品を全部見たわけではないが、今の所はずれ無し。
ヴィジャイの魅力をこれでもかと見せつつ、女子サッカー選手を通してインドの(世界の)女性の抱える問題にスポットを当てて、それぞれの選手のキャラクターもしっかり描いている。また、感心したのは選手の体型にバリエーションがあったこと。こういう映画だと、ナイスボディの女性を揃えそうな気がするのだけれど、そうはしなかった。(ただ、プラスサイズの選手に対する扱いは酷いが)そのあたりで、女性問題を真剣に扱う決意のようなものを感じた。
タミル映画は社会問題を取り上げながらも娯楽映画として仕立て上げるのが巧い気がするのだけれど、ラジニカーントからの伝統なのだろうか?
IMWJ2020鑑賞第4弾
たっぷり。たっぷりすぎる。伊達に3時間もの長尺作品ではないなと。
今回のインディアンムービーウィークで密かに大本命作品と思っていただけある。
回想が果てしなすぎる。もう初っ端の学生闘争がなんだったのか、遠い記憶の彼方。
サッカーシーンそのものは少林サッカーというか、キャプテン翼の世界。ちょっとねぇ、うーむ…となってしまう。合宿中は選手の管理、しっかりしないと!
顔を焼かれてしまった娘のくだりは落涙。女性は結婚して夢も希望も無くなる、という問題提起にハッとさせられる。全ては男の論理でしかない。
ラストの「全ての女性達に希望を!」というメッセージが素直に刺さる。と同時にあの悪役の最後にもスカッとさせられた。あの悪役の人、タイガーシュロフのお父さん、ジャッキーシュロフできっとみんな最初はイイ人だ!とか思ったけど…って感じだったんでしょうな。
親の職業のせいでサッカーの試合に出られなかったかつての花形選手が女子サッカーの監督として復活、ヤクザ仲間の助けを借りつつリベンジ…スポコンものだけど、邪魔する奴等のやり方がえげつない…でもほんとにありそうな気もするので怖いなぁ…
ezu

ezuの感想・評価

4.0
インド映画ファンの間で何度となく名前を聞いていた噂の大将ヴィジャイさん、オープニングでその名がデカデカと出るところでその存在の大きさを察しました。
最初から最後までヴィジャイさんのかっこよさと音楽・ダンスの楽しさと女性を応援する直球メッセージが素敵で最高。
とにかくアドレナリン全開で3時間があっという間でした。
全国上映とか配信とかになったら日本でも伸びそうなポテンシャルを秘めてると思うのですが……
なも

なもの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

タミルのスター・ヴィジャイを初めて拝めた。登場1分で叩き込まれる納得の存在感!
スポ根映画かと思ったら6割くらいヤクザの抗争だった。結婚式〜回想シーン導入にかけてのあたりがやや分かりづらい、主人公とヒロインが好き合った理由がまじで意味不明(トロフィー壊されて適当にごまかされて、好きになる要素どこ?)等々つまづいたところはあったものの、全体には長さを感じず楽しく3時間を駆け抜けられた。
女性へのエンパワーメントとしても良かった……ものの、パンディの扱いだけはないでしょ……。プラスサイズの女性のキャラ付けとしてあまりにステレオタイプすぎるし(アスリートなのに!)、ビギルのあの煽り方は本当に見ている方も傷つく。物語の中では勝利のためで結果オーライだったかもしれないけど、現実では尊厳を毀損する発言で絶対にアウト。人の意識や振る舞いが変わっていくのに合わせて、これからのエンタメはそういうところの意識もアップデートしていってほしい。
あとはまあ、スター/救世主に男性を据えるのではない形のインド女性映画をもっと見たいな、という気持ちにもなった。探してみよう。

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